光れゴミクズ

アンケ
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09/22 00:08

口の悪い山本さん
言葉遣いのおかしいオタク廣沢くん


「なあブス、なにから変えたい?」
「ブスって言うなオタク、なにからっつーんならおまえの態度」
「口が悪いのがよくない」
「よくないったってかわんねえよ」
「かえんだよ、ブス。これだからブスは」
「オタクもしゃべり方どうにかなんねえの」
「ところでブス、名前はなんだっけ」
「っとにもうブスブスブスブスうるせえなあ!!」
「うるせえブス名前は」
「……山本、ああもう」
「下!」
「ミホ。おまえも名乗れよクズ」
「ああついにオタクがクズに降格したか……まあいいやおれは廣沢楓という」
「女子みてえ」
「かわいいだろ」
「……名前はな」
「ありがとう。うんうん。ミホもかわいい」
「はあ?」
「名前はな!」
「うるせえよ」

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09/21 23:53

メルヘン女フーカ
馬鹿王子タイチ


「朝起きたらティンカーベルが横にいて、ここはネバーランドだよって言うんだけど、あたしはふつうにふつうに大人になりたいから、なんとか脱出を試みるの。でもあたしに一目惚れしちゃったピーターパンがそれを許さなくて、 だからフック船長と手を組んでさ、なんとか船に乗せてもらうんだ。そうしたらシンドバッドが出てきてあたしを攫って、いろんな世界を見せてくれるの。そこでかっこよくてやさしくて頭がよくて勇敢だけどちょっと天然な王子さまと恋に落ちる……予定なんだけど」
「むりだよ」
「ですよねー」
「メルヘン女は俺で妥協すれば」
「馬鹿王子はごめんです」
「あ、そ」


ちょっとざんねん

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09/21 23:42

素直にならないショーコ
いっぱい考えてるナツ


「ショーコ、家までこっからどれくらい?」
「十分くらい」
「送る」
「えっいいよばか」
「ばかってなんだよばか。送るから」
「……遠いから」
「十分だろ?」
「……うん、まあ」
「じゃあ」
「……う、ありがと」
「歩き?」
「うん」
「自転車、後ろ乗ってきなよ」
「えっばか」
「だからばかってなんだよばか」
「重いの!ばか!」
「大丈夫だろ。重い女子なんかそうそういないって。車輪だし」
「うーん」
「ほれ荷物こっち」
「……ありがと。今度ジュース奢ったげるね」
「サーティワン」
「……よかろう。シングルね」
「うそ」
「は」
「ねー、遠回りしていい?」

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09/21 01:28

寒がりの片山くん
暑がりの秋野さん


「さむい」
「うそだ」
「茶髪さん扇風機とめてよ」
「やだ」
「やだもうこの暑がり」
「泣かないでよ」
「泣いてないし」
「じゃあいいや」
「えっちょっと扇風機とめてよ」
「扇風機の裏側いきなよ」
「もういいエアコン切る」
「やだもうこの寒がり」
「設定温度で妥協しよう」
「26」
「いや28度」
「27」
「28」
「……よかろう」
「助かります」
「いえいえ」

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09/21 01:26

めがねくんこと片山くん
茶髪さんこと秋野さん


「お腹空いた」
「同感」
「茶髪さんなんか作ってよ」
「サラダならつくれるよ」
「主菜は?」
「大盛サラダ」
「主菜?」
「主に菜、で主菜だから」
「そうだね菜には違いないね」
「じゃ、野菜買ってくる」
「僕もいく」
「ほんと?荷物持ってね」
「当然」
「それは助かります」
「いえいえ」

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09/18 01:11

めがねくんこと片山くん
茶髪さんこと秋野さん


「めがねくん」
「なあに、茶髪さん」
「茶髪さんって呼ばないでよ」
「似合ってないよ」
「似合ってるし」
「大学デビュー?」
「大学デビュー」
「それは否定しないの」
「まあ、否めないよね」
「まあそうだね」
「で、めがねくん」
「だからなあに、茶髪さん」
「わすれちゃった」
「なんだ」
「めがねくんはめがね似合ってるね」
「それはどうも」
「いえいえ」

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09/18 01:00

ジョウくんこと天才ユズル
その双子の妹の凡人シズル



「ぼくはなにもしてこなかった」
「それは、なんと、よかったねえ」
「ひどい突き放し方だ」
「ジョウくんは、わたしよりも確かに、いろいろと、してないね」
「そうだろ」
「それってでも、ジョウくんがしてこなかったことの数は、今のわたしができることをやすやす越えていく可能性の数なんだ。ジョウくんは、きっとずっと頑張ってるわたしなんかよりたくさんのノビシロを持ってるの」
「卑屈になんないでよ」
「卑屈にもなるよ。ジョウくんはいつだってそうだ、そういうひとだ」
「シズルは頑張りやだから」
「そのためにノビシロを食い潰してるっていうの。ばかみたい」
「シズルはノビシロなんかなくても積み上げてきたものはぼくより堅実だから」
「だと、いいね。そういって、ジョウくんはわたしが積み上げてきたつみきも一瞬で組み上げるんだろうけど、わたしはそういうジョウくんがすきだ」
「それはどうしようもないね」
「ほんとだよ」
「ほんとだね」
「これからもなにもしないつもり?」
「なにもしない。でもたぶんぼくがこれまでしてきたとおり、シズルがすきだ、それだけだ」
「ありがたいね」
「そうかい」

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09/17 02:05

しにたいブスの山本さん
知識オタクの廣沢くん



「死にたいのか」
「……わるいか」
「悪かない。でも、もったいない」
「は。オタクになにがわかるんだ」
「……オタク?あっおまえ外見で判断したな。おれが何オタクだっていうんだ。あん?ちなみにオタクの語源はオタク同士でお互いのコレクションをお宅の〜、と褒め合っていたことにあるらしい」
「きっも」
「失礼。キモいことはまあ認めよう。ところでおまえはなんでしにたいんだ」
「あたしみたいなブス生きてたってしゃあない」
「ブス……?おまえはずいぶんブスのハードルが低いのな。あっなあなあちなみにおまえ基準でおれは不細工か?」
「……ああん?……可もなく不可もなくじゃねえの」
「おおそうか……、おお……、すまんハードルふつうだった」
「なにおまえ」
「まあいい。ブスにすべからく価値がないわけではないし、ブスが一生ブスだとも限らん」
「はっ慰めのつもり?いいよそういうの」
「いや。もったいない。例えば、そうだ。おまえがブスをやめたら世界は変わる」
「なにいってんのおまえ。それができたら苦労してないってーの」
「肌をきれいにするだけ、そのがに股を直すだけ、言葉を少し変えるだけ、おまえがフェンスの外から戻ってくるだけ、それで世界はかわんだよ」
「……は」
「どうだ、ブス。戻ってこないか」
「しね」
「やだね。おれには知りたいことがいっぱいあんだよ。交渉だ。おまえがブスをやめるのを手伝ってやる。その代わりおまえはおれに新しい知識をくれ」
「知識ィ?」
「おまえは最初におれをオタクだといったな。あながち間違っちゃあいない。おれは、そうだな、知識オタクか、雑学オタクか。とにかくなにもかも、知りたいんだ」
「……勝手にしてくれ」
「交渉成立か。よし。お帰り、ブス」
「しねオタク」

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